2011/7/20

ハンガリー

仏GDFスエズ子会社、CCGTプラントの稼動開始

この記事の要約

仏GDFスエズ傘下のハンガリー電力大手ドゥナメンティはこのほど、ブダペスト近郊のサーズハロムバッタで2億ユーロを投じて改修した複合サイクルガスタービン(CCGT)発電プラントの稼動を開始した。\ 改修工事は、既存の蒸気タ […]

仏GDFスエズ傘下のハンガリー電力大手ドゥナメンティはこのほど、ブダペスト近郊のサーズハロムバッタで2億ユーロを投じて改修した複合サイクルガスタービン(CCGT)発電プラントの稼動を開始した。

\

改修工事は、既存の蒸気タービンを近代化するとともに、排熱改修蒸気ボイラーとガスタービンを導入した。この結果、プラントの発電能力は215メガワット(MW)から407MWに大幅に拡大、発電効率は36%から57%に改善し、二酸化炭素(CO2)の排出は36%、窒素酸化物は41%それぞれ減少した。プラントの開設式に出席したGDFスエズのシレリ副会長兼副最高経営責任者(CEO)は、「GDFスエズのハンガリーにおけるプレゼンスにとって画期的な出来事だ」と語った。

\

ドゥナメンティの2010年の発電量は2.6テラワット時で、ハンガリーの発電量全体の7%を占めた。同社の発電能力は1,928MWと、国内発電能力の20%を占める。

\