2011/7/20

ロシア

ロシア新車販売、上半期は56%増 

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年上半期(1~6月)の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は123万5,442台となり、前年同期に比べ56%増加した。6月単月でも前年同月比40%増の24万6,429 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年上半期(1~6月)の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は123万5,442台となり、前年同期に比べ56%増加した。6月単月でも前年同月比40%増の24万6,429台に拡大した。(次頁の表参照)

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AEB自動車製造業者委員会(AMC)のデビッド・トーマス会長は、6月の成長率がこれまでに比べ小幅であったことについて、前年の下半期から市場が回復してきたため伸び率は縮小する傾向にあると説明、同協会が5月に上方修正した11年の通期見通し(235万台)の販売規模に向かっているとの見解を示した。

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1~6月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同期比31%増の29万1,540台で首位。以下、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが54%増の8万1,527台、ルノーが76%増の7万4,337台、現代自動車が91%増の7万3,813台、起亜自動車が59%増の7万2,901台で続いた。

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モデル別では、ラーダ「カリーナ」が前年同期比81%増の7万2,576台で最も多く、ラーダのモデルは4位までを独占した。5位はルノー「ロガン」、6位は現代自動車「ソラリス」だった。

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