フランステレコム傘下のポーランド通信最大手TPSAとドイツテレコム傘下のポーランド携帯電話大手PTCは21日、両社の移動アクセス網を共有することで合意した。現地の複数メディアが報じた。
\TPSAは「オレンジ」、PTCは「Tモバイル」のブランドで携帯電話サービスを展開している。今回の合意では新たに設立する合弁会社「NetWorkS!」に両社の移動通信事業を統合し、同合弁会社が両社向けに通信網の運営、開発を行う。法的、技術的に可能な場合、周波数帯のシェアもあり得るという。両社は2014年末までに合わせて1万の携帯電話基地局を整備する計画だ。
\TPSAは、通信網の共有により、2015年までに年10億ズロチ(3億5,390万米ドル)のフリーキャッシュフローが生まれ、その後も年2億ズロチのコスト削減が可能になると試算している。
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