2011/7/27

ロシア

ルクオイル、シエラレオネで鉱区開発

この記事の要約

ロシア石油大手のルクオイルが西アフリカで事業を拡大する。同社はこのほど、大西洋に面したシエラレオネの海底鉱区の権益49%を英Oranto Petroleumのナイジェリア子会社から取得した。2013年までに試掘井1本を掘 […]

ロシア石油大手のルクオイルが西アフリカで事業を拡大する。同社はこのほど、大西洋に面したシエラレオネの海底鉱区の権益49%を英Oranto Petroleumのナイジェリア子会社から取得した。2013年までに試掘井1本を掘削する計画だ。22日付『モスクワ・タイムズ』が報じた。

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内陸部の油田での供給量が世界的に減少する中、石油大手各社は西アフリカの海底鉱区に注目している。ルクオイルはすでに独立系石油ガス開発会社の米バンコとガーナ国営石油会社との共同開発プロジェクトで、ギニア湾でいくつかの試掘井を掘削した。埋蔵量1億5,000万~2億バレルの鉱床発見を目指している。また、米シェブロンも7月初め、今年第4四半期にリベリア沖で最初の海底油井を掘削すると発表した。

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