2011/8/3

ロシア

鉄鋼大手MMK、新圧延設備の第1ラインが稼働

この記事の要約

ロシア鉄鋼大手マグニトゴルスク・スティール(MMK)が本拠地マグニトゴルスクに建設している冷間圧延設備「ミル2000」の第1生産ラインがこのほど稼働した。現地紙『ベドモスチ』によると、MMKはドイツのプラントメーカーSM […]

ロシア鉄鋼大手マグニトゴルスク・スティール(MMK)が本拠地マグニトゴルスクに建設している冷間圧延設備「ミル2000」の第1生産ラインがこのほど稼働した。現地紙『ベドモスチ』によると、MMKはドイツのプラントメーカーSMS Siemagに設備を発注。最新技術の導入により生産効率の改善と収益拡大を図る方針で、これまでに15億米ドルを投資した。

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「ミル2000」は2013年にフル稼働体制に入ると、亜鉛メッキした高品質の冷延鋼板製品を年200万トン生産できる。うち110万トンは国内の自動車業界に、残りは家電、建設業界に納入する予定だ。第2生産ラインは来年、稼働する。

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