2011/8/24

ポーランド

7月のインフレ率は4.1%

この記事の要約

ポーランド中央統計局(GUS)が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.1%上昇した。衣料品や電気通信の価格が下落し、前月の上げ幅4.2%を下回った。\ 7月のインフレ率の発表を受けて、中央銀行のポ […]

ポーランド中央統計局(GUS)が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.1%上昇した。衣料品や電気通信の価格が下落し、前月の上げ幅4.2%を下回った。

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7月のインフレ率の発表を受けて、中央銀行のポーランド国立銀行(NBP)の金融政策理事会のChojna-Duch理事は、民放TVN CNBCのとのインタビューで、今後のインフレ見通しについて「今後数カ月間は減速傾向が続く」と語り、今後1年以内にNBPのインフレ目標である2.5%を達成できる可能性があるとの認識を示した。

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NBPは今年1月から6月にかけて4回にわたって政策金利の引き上げを行ったが、7月は「金利はインフレ抑制に十分な水準にある」として4.50%に据え置いた。ダンスケ・バンクの新興市場チーフアナリストであるラース・クリステンセン氏は、「世界的な財政不安の広がりと、商品価格の下押し圧力が強まっていることを考慮すると、ポーランドの物価上昇リスクは大きくないと考えられる」とコメントしている。

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