2011/9/21

ポーランド

ピルキントン、ポーランド第2工場の建設開始

この記事の要約

日本板硝子傘下の英ピルキントン・オートモーティブは13日、ポーランド南東部の特別経済区にあるフミエルフで、同国で2番目となる自動車ガラス工場の建設を開始した。生産能力を拡大し、東欧に生産拠点を持つ欧州自動車メーカー向けの […]

日本板硝子傘下の英ピルキントン・オートモーティブは13日、ポーランド南東部の特別経済区にあるフミエルフで、同国で2番目となる自動車ガラス工場の建設を開始した。生産能力を拡大し、東欧に生産拠点を持つ欧州自動車メーカー向けの供給を増やす方針だ。

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第2工場建設の投資総額は4億5,000万ズロチ。ピルキントンが3億5,000万ズロチ、不動産開発大手Panattoniが1億ズロチを拠出する。ポーランド経済省が9,300万ズロチの補助金を支給する。

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工事は2段階で行われ、第1工程は2012年第4四半期、最終工程は2014年に完了する予定だ。3つの製造ライン、倉庫、組み立てラインが設置される。最終的な年産能力は、フロントガラスが約200万枚、サイドやリアウインドーが約500万枚となり、サンドミエシュにある既存工場と合わせたポーランド国内の年産能力は倍増する。製品の70%は輸出に回す。また、新規雇用者数は500人、サプライヤー企業を含めると650人に上る見通しだ。(1PLN=23.99JPY)

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