2011/10/5

ポーランド

ワルシャワ証取、8月取引高はウィーン証取の2倍

この記事の要約

欧州における株価が急下降した今年8月、ワルシャワ証券取引所(WSE)は取引高で中東欧の他の取引所を押さえて1位に立った。ウィーン証取の2倍に相当し、ブダペスト、プラハ、ブカレスト証取の合計をも上回った。WSEでは今後もそ […]

欧州における株価が急下降した今年8月、ワルシャワ証券取引所(WSE)は取引高で中東欧の他の取引所を押さえて1位に立った。ウィーン証取の2倍に相当し、ブダペスト、プラハ、ブカレスト証取の合計をも上回った。WSEでは今後もその地位を強化する方針だ。

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トゥスク政権は証券取引の活性化を重要政策の一つに掲げている。WSEは政府が進める民営化の場ともなっており、2008年の新規株式公開数は93件、09年は38件、10年は112件、今年もこれまでに149件に上っている。過去12カ月間の上場では、国外企業も17件を数える。

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標準株価インデックス「WIG20」は年初以来18%下がっているが、ズロチは7月初め以来でユーロに対し10%安くなっている。

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WSEと政府は、WSEの中東欧事業の拡大に向け、ここ数週間の間にハンガリー、イスラエル、スロベニア、リトアニア、ウクライナの企業を買収した。

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