2011/10/12

ロシア

独化学大手エボニック、飼料用アミノ酸生産でロシア企業と合弁

この記事の要約

ドイツの化学大手、エボニックは9月30日、ロシアのロスビオテック・インターナショナルと飼料用アミノ酸の製造で合弁会社を設立したと発表した。投資総額は1億5,000万ユーロ。ロスビオテックが過半数出資しているが、エボニック […]

ドイツの化学大手、エボニックは9月30日、ロシアのロスビオテック・インターナショナルと飼料用アミノ酸の製造で合弁会社を設立したと発表した。投資総額は1億5,000万ユーロ。ロスビオテックが過半数出資しているが、エボニックが「出資比率を大幅に引き上げるオプション権」を有しているという。政府系ナノテク企業のロスナノにも出資を打診している。

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両社はロストフ州ヴォルゴドンスクで合弁会社「ルスキエ・ビオテクノロジー(Russkie Biotechnologii)」を発足させた。エボニックの飼料添加剤「バイオリス(成分:硫酸 L- リジン)」を年間30万トン生産する計画で、2014年の操業開始に向けて工場を整備する。

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エボニックは世界アミノ酸市場での地位強化に取り組んでいる。最近では、米ネブラスカ州にあるブレア工場の生産能力倍増を決めたほか、今年4月に5億米ドルを投資してシンガポールでDL-メチオニン生産事業を立ち上げる計画を発表した。ロシア進出に当たっては、同国における飼料用アミノ酸の需要増加が見込めるのに加え、原料となる小麦が容易に調達できることが決定の動機となった。

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