2011/10/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア自動車市場が回復、ルーマニアは悪化

この記事の要約

ブルガリアの自動車市場が回復に向かっている。同国の自動車製造業・輸入業者協会によると、商用車・自動二輪を含めた新車販売台数は今年1~9月累計で前年同期比23.2%増の1万6,950台に上った。販売が大きく伸びたのには、ブ […]

ブルガリアの自動車市場が回復に向かっている。同国の自動車製造業・輸入業者協会によると、商用車・自動二輪を含めた新車販売台数は今年1~9月累計で前年同期比23.2%増の1万6,950台に上った。販売が大きく伸びたのには、ブルガリアでの外国車価格が比較的安いことから、他の欧州諸国の顧客からの注文が増えていることも影響しているようだ。

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乗用車の販売台数は前年同期比21.3%増の1万5,983台。商用車(トラック・バス)は特に販売が好調で、70.2%増の967台を記録した。販売ランキングの上位ブランドはフォルクスワーゲン、フォード、トヨタ。9月単月の販売台数は前年同月比39.1%増の2,013台だった。

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一方、ルーマニア市場は悪化している。運転免許・自動車登録センターが発表した9月の新車登録台数は前年同月比0.22%増と伸び悩み、1~9月累計では10.3%減の5万5,300台に落ち込んだ。新車販売のトップブランドはダチアで、フォルクスワーゲン、シュコダ、ルノーが続く。

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