2011/10/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

矢崎総業、ルーマニア第3工場で開所式

この記事の要約

ワイヤーハーネス世界最大手の矢崎総業は6日、ルーマニア南部のカラカルで同国3番目となる工場の開所式を執り行った。来年から約50キロ離れたクラヨヴァのフォード工場に小型MPV「B-Max」の部品を納入する。現地紙『ジアルル […]

ワイヤーハーネス世界最大手の矢崎総業は6日、ルーマニア南部のカラカルで同国3番目となる工場の開所式を執り行った。来年から約50キロ離れたクラヨヴァのフォード工場に小型MPV「B-Max」の部品を納入する。現地紙『ジアルル・フィナンチャル』によると、投資規模は来年第1四半期までに総額400万ユーロに達する見通しだ。

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同工場は今年3月に操業を開始した。フォードのドイツ・ケルン工場に小型車「フィエスタ」の部品を供給している。従業員数は現在600人で、来年には1,000人まで増員する。

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矢崎総業はプロイェシュティとアラドに製造拠点を持つほか、ティミショアラで開発拠点を運営する。対ルーマニア投資残高は8,500万ユーロで、同国で合計5,000人を雇用する。2011年3月期の売上高は1億2,300万ユーロ。利益は980万ユーロで前期からほぼ倍増した。

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