2011/10/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

仏エア・リキード、独アウルビスのブルガリア工場から受注

この記事の要約

産業ガス世界最大手の仏エア・リキードは11日、欧州最大の銅精錬会社、独アウルビスのブルガリア子会社と、酸素ガスの追加供給で15年契約を結んだと発表した。契約金額は明らかになっていない。エア・リキードは受注に対応するため、 […]

産業ガス世界最大手の仏エア・リキードは11日、欧州最大の銅精錬会社、独アウルビスのブルガリア子会社と、酸素ガスの追加供給で15年契約を結んだと発表した。契約金額は明らかになっていない。エア・リキードは受注に対応するため、ソフィア近郊のピルドプにある拠点に1,000万ユーロを追加投資する。

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契約によると、1日あたりの供給量を現在の800トンから2013年に1,150トンへ引き上げる。

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アウルビスは銅リサイクル市場で世界トップの座にある。ブルガリア子会社の銅カソード生産能力は100トンで、他の銅製品も製造する。

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一方のエア・リキードは1999年にブルガリアに進出した。ペルニクとピルドプで工場を、ガブロヴォとピルドプで充填施設を操業する。酸素ガスの日産能力は約1,100トン。

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