2011/10/26

チェコ・スロバキア

1-9月のチェコ乗用車生産、過去最高の89万5,700台

この記事の要約

チェコ自動車工業会(SAP)が21日発表した2011年1-9月期の乗用車・小型商用車生産台数は前年同期比11.4%増の89万5,728台となり、1-9月期の数値として過去最高を記録した。独フォルクスワーゲン傘下のシュコダ […]

チェコ自動車工業会(SAP)が21日発表した2011年1-9月期の乗用車・小型商用車生産台数は前年同期比11.4%増の89万5,728台となり、1-9月期の数値として過去最高を記録した。独フォルクスワーゲン傘下のシュコダ自動車と韓国・現代自動車がけん引した。好景気を受け、ヤーン会長は「通期生産台数が過去最高を記録する可能性がある」との見方を示した。

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シュコダ自は生産台数を21.5%増の50万2,513台に引き上げた。現代自も21.4%増の17万6,487台を記録した。一方で、トヨタと仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)は21万8,525台と、11%以上の減産となった。

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乗用車販売台数は5%上昇し、輸出は11%弱伸びた。

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■商用車もおおむね好調

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商用車やオートバイを含む国内自動車生産台数は11.7%増の91万6,415台だった。

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トラックの生産台数は10台減の924台。アヴィア・レトニャニが434台と52%増産したのに対し、タトラ・コプジヴニツェは25%減の490台にとどまった。

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バスの生産は33%増の2,421台。イリスバスは35.5%増の2,050台に、SORも34%増の346台に伸ばした。

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国内唯一のオートバイメーカー、ヤワ・ティーネツは50%以上の増産となり、1,034台を製造した。このうち951台は輸出した。

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トレーラー生産は49%増の369台に、セミトレーラーは43%増の405台に拡大した。

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