ハンガリー中央統計局(KSH)が15日発表した2011年9月の製造業新規受注は前年同期比で7.7%増加した。12.0%の増加を示した8月から減速したものの、プラスは維持した。
\国外からの受注は、機械設備などの好調により前年同月から9.4%増加した一方、国内受注は4.9%減少した。国内新規受注は09年4月から11年3月まで一貫して下落したが、4月~7月は増加に転じ、8月から再びマイナスとなっている。
\9月末時点の製造業の受注残高は前年同月末から14.2%増加した。国外からの受注残高が16.5%増加した一方、国内受注残高は5.0%減少した。国外からの受注残高は08年11月から10年7月まで下落傾向をたどった後、10年10月以降は一貫して前年同月比でプラスを保っている。一方、国内受注残高は09年4月から11年3月まで下落し、11年4月から7月までは増加が続いていた。
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