ドイツ風力発電設備メーカーのフーアレンダーが、ウクライナ東部ドネツク地方にあるクラマトルスク重機工場で同国市場向けにタービンを製造する。大手の風力発電機メーカーがウクライナで現地生産に乗り出すのは、デンマークのベスタスに次いでフーアレンダーが2番目となる。
\フーアレンダーによると、年内に2~3基、来年は40基を生産する計画だ。最初の2基(現在の出力:2.5メガワット)についてはドイツから部品を運び現地で組み立てる。来年からは部品を北西部のルーツィクから調達する計画だ。
\同社は同じ東部ドネツク州のアゾフ海沿いにあるノボアゾフスキー風力発電所(出力25メガワット)にタービンを供給している。ウクライナでメガワット級のタービンが設置されるのは同発電所が初めてだ。
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