2011/11/30

ポーランド

PGNiGのシェールガス埋蔵量、9千億立方メートル

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が探査権を持つシェールガス鉱区の可採埋蔵量は9,000億立方メートルに上ることが分かった。 PGNiGのシェールガスプロジェクトマネージャーを務めるKrogulec氏が21日、明 […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が探査権を持つシェールガス鉱区の可採埋蔵量は9,000億立方メートルに上ることが分かった。 PGNiGのシェールガスプロジェクトマネージャーを務めるKrogulec氏が21日、明らかにした。

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コンサルタント会社アドバンスド・リソーシズ・インターナショナルは先ごろ、PGNiGがポーランド国内で採掘権を持つ15鉱区の可採埋蔵量が、最も楽観的なシナリオにもとづいた場合で9,000億立方メートルに達するとの調査結果を提出した。Krogulec氏によると、2012年はトマシュフ・ルベルスキなど南東部の5カ所で探査を実施する予定。14年には北部ルボチノで本格生産をスタートさせたい考え。PGNiGは、シェールガスの探査および評価活動に、15年までに41億ズロチを投じる計画だという。

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ポーランドは国内で消費する天然ガスの3分の2をロシアからの輸入に依存しており、政府はシェールガスの開発を奨励している。同国のシェールガス埋蔵量は欧州で一、二を争うといわれ、米エネルギー情報局の推定では5兆3,000億立方メートルにも上る。(1PLN=23.00JPY)

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