ポーランドの主要3港の業績が、欧州の景気後退懸念にもかかわらず好調だ。グディニャ港ではバルトコンテナターミナル(BCT)の取扱量が10月に前年同月比46%、隣接するグディニャコンテナターミナル(GCT)では同17%それぞれ増加した。また、2011年通年の貨物取扱量は、グダンスク港で前年比20%、シュチェチン=シフィノウイシチェ港で10%弱、それぞれ増加する見込みとなっている。
\現地メディアの報道によると、2011年の主要3港の純利益合計は3,000万ユーロとなる見通し。中でもグディニャは前年から倍増の2,000万ユーロと好調だ。
\グダンスク港では2013年に小口貨物ターミナルが完成する予定。市開発局は大型物流施設の建設も計画している。グディニャ港ではBCTとGCTがいずれも拡充を予定している。主要3港の今年の投資額は合計で1億ユーロに達する見込みだ。
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