2011/12/14

ポーランド

12年GDP予想を下方修正=IMF

この記事の要約

国際通貨基金(IMF)はこのほど、ユーロ債務危機が悪化していることを理由に、ポーランドの2012年の経済成長見通しを3.8%から2.5%に下方修正した。11月末には経済協力開発機構(OECD)が12、13年の同国成長率予 […]

国際通貨基金(IMF)はこのほど、ユーロ債務危機が悪化していることを理由に、ポーランドの2012年の経済成長見通しを3.8%から2.5%に下方修正した。11月末には経済協力開発機構(OECD)が12、13年の同国成長率予想を3.8%から2.5%に引き下げており、欧州債務危機の波及による経済減速は避けられない見通しだ。

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一方、IMFは、11月に発足した第2次トゥスク政権が年金改革や税制優遇措置の撤廃を行い、現在6%弱の財政赤字の国内総生産(GDP)比を2012年に3%、15年に1%に引き下げるという目標を掲げたことを評価した。ただ、目標達成は難しく、来年のGDP比は3.25%になるとの見通しを示した。

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