2011/12/14

ハンガリー

独中堅自動車部品メーカー、ハンガリーで新工場が稼働

この記事の要約

ドイツの中堅自動車部品メーカー、アイスマン(Eissmann)がハンガリーの生産拠点ニーレジハーザに建設した新工場が9日、生産を開始した。面積は1万2,000平方メートル。総工費は15億フォリントで、うち2億8,300万 […]

ドイツの中堅自動車部品メーカー、アイスマン(Eissmann)がハンガリーの生産拠点ニーレジハーザに建設した新工場が9日、生産を開始した。面積は1万2,000平方メートル。総工費は15億フォリントで、うち2億8,300万フォリントを欧州連合(EU)からの助成で賄った。

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アイスマンはセンターコントロール、ダッシュボード、アームレスト、ドア組み立て部品といった内装部品からギヤノブ、ハンドブレーキガードル、シフターシステムなど操縦装置、さらにドアなど内装システムを製造している。ハンガリーには1997年に進出。チェコ、スロバキア、英国、メキシコ、米国、中国にも生産拠点を構える。

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ハンガリー子会社の従業員は430人。さらに117人を雇用する計画だ。同社の製品はアウディやダイムラー、フォルクスワーゲン、ベントレーなど自動車メーカーのほか、ジョンソン・コントロールズやIAC、ZFフリードリヒスハーフェンなど自動車部品メーカーに供給されている。2010の売上高は120億フォリントで前年の3倍に大幅拡大。2012年は160億フォリントを目標に掲げている。

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