電気自動車(EV)の開発や充電インフラを手がけるロシアのレボルタは1月31日、最大で15億ルーブルを投資して2013年までに全国3,000カ所にEV用充電スタンドを設置する計画を発表した。
\レボルタのオソーリン社長によると、米フロリダ州に本社を置く投資ファンド、エナーファンドから資金提供を受け、モスクワ、サンクトペテルブルク、サマラ、ニジニー・ノブゴロド、カルーガなどの主要都市に充電スタントを設置する。充電に要する時間は普通充電の場合で満充電まで8時間、急速充電の場合は15分で80%となっている。
\レボルタは昨年11月、モスクワの電力会社MOESK、三菱自動車傘下の自動車販売会社ロルフ・インポートと共同でモスクワ市内と近郊に28カ所の充電スタンドを試験的に設置すると発表した。オソーリン社長によると第1号スタンダは12月に開設され、今年2月末までにすべてのスタンド設置が完了する予定だという。
\ロルフ・インポートによると、昨年発売した三菱自のEV「アイ・ミーブ」は、昨年41台を販売した。年内に全国の販売代理店の8割で販売が可能になるという。(1RUB=2.58JPY)
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