中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/3/21

ロシア

スウェーデンTele2、4G周波数帯入札に参加を表明

この記事の要約

スウェーデンの通信大手Tele2は、ロシアで近く実施される第4世代(4G)携帯電話サービスの周波数帯入札に参加する方針を固めた。12日付けのロシア紙『モスクワ・タイムズ』が報じた。\ Tele2は昨年12月にロシアで4G […]

スウェーデンの通信大手Tele2は、ロシアで近く実施される第4世代(4G)携帯電話サービスの周波数帯入札に参加する方針を固めた。12日付けのロシア紙『モスクワ・タイムズ』が報じた。

\

Tele2は昨年12月にロシアで4Gの無線通信規格「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」の周波数帯入札に参加する意向を表明していた。『モスクワ・タイムズ』紙によると、Tele2ロシアのバホーリン広報部長は取材に対しEメールで回答し、「入札に参加する」と述べた。

\

大手投資銀行ルネッサンス・キャピタルのアナリスト、キム氏は、4G用周波数帯はMTS、メガフォン、ビンペルコム、ロステレコムの携帯電話大手4社に割り当てられる可能性が高く、Tele2が獲得するチャンスは小さいと指摘する。これら4社はコンソーシアムを結成し、4Gネットワークの構築を共同で進める計画を発表している。

\

市場調査会社ACMコンサルティングによると、ロシアの携帯電話市場ではビンペルコムが1億100万人、MTSが1億500万人、加入者を持ち、メガフォンが6,200万人、Tele2は2,060万人で4位につけている。

\