ハンガリー大企業の昨年の役員給与は、一般職の2.5倍だった経済誌『ナピ・ガズダシャーグ』がこのほど伝えた。
\ハンガリー中央統計局(KSH)のデータによると、銀行最大手OTP、石油・ガス大手MOL、製薬大手リヒター・ゲデオン、通信最大手マジャール・テレコムの役員の昨年の年間給与は平均で660万フォリント(税引き前)だった。一般職員(260万フォリント)の2.5倍という。
\企業別では、OTP銀行役員の年間給与が最も多く800万フォリントとなった。MOL(700万フォリント)、リヒター・ゲデオン(650万フォリント)、マジャール・テレコム(470万フォリント)が続いた。
\さらにOTP銀行の役員は毎月、給与のほか特別報酬として自社株800株を受け取っており、株式の時価は給与額を超えているという。(1HUF=0.37JPY)
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