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2012/4/4

チェコ・スロバキア

TPCA、昨年の最終利益は74%減

この記事の要約

トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)の2011年の最終利益は前年比74%減の3億7,100万コルナに落ち込んだ。売上高も23%減の400億コルナ […]

トヨタ自動車とPSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)の2011年の最終利益は前年比74%減の3億7,100万コルナに落ち込んだ。売上高も23%減の400億コルナに縮小した。

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TPCAは2月、5月からチェコのコリーン工場で減産を実施すると発表した。小型車販売が低迷していることを受けた装置で、今年は生産台数が昨年を20%下回る22万1,000台にとどまるとの見通しを示した。

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TPCAは減産にともない、勤務体制を現行の週5日、3交代制から週4日、2交代制に変更する。また、派遣社員と有期契約社員を計150人削減する。現在の従業員数は全体で約3,000人。

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コリーン工場は2005年に稼動した。生産した車両の約80%を国外に出荷している。(1CZK=4.43JPY)

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