独流通大手メトログループ傘下のハイパーマーケットチェーン、レアルがポーランド事業を強化する。現地法人レアル・ポーランドが明らかにしたもので、来年末までに同国で6~7店舗を開設する予定だ。ニュースポータルサイト『Polentoday.de』が先ごろ報じた。
\レアルは年内に北東部のウォムジャに1号店を開設する予定。その後タルヌフ、イェレニャ・グラ、ピョートルクフ・トルィブナルスキ、ラドムなどの都市でも開店する。
\レアルは今回の計画にあたり、ポーランドの不動産開発会社エコー・インベストメントと10年間の契約を締結した。契約金は4,000万ユーロ。エコー・インベストメントはショッピング・センターなどを開発し、管理している。フランスの同業Eレクレルクも今年4月に、同社が開発したカリシュのショッピングモール内に新店舗を開設した。Eレクレルクは同国で40店舗を展開するなど欧州最大のハイパーマーケットチェーンになっている。
\一方、仏小売大手のカルフールは、エコー・インベストメントが管理するショッピングモールから撤退する。同社はその理由として、格安商品よりも質のよいサービスが求められていることを挙げている。
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