チェコ統計局(CSU)が発表した6月のチェコ景況感指数はマイナス2.2ポイントとなり、前月から0.8ポイント低下した。3ヶ月連続の低下、2ヶ月連続のマイナスとなった。
\企業景況感指数は前月の6ポイントから4.6ポイントに低下した。建設業、サービス業、鉱工業の景況感が悪化した。一方、欧州債務危機の影響でコルナ安が続いていることから、輸出受注は上向いている。
\消費者信頼感指数は前月のマイナス31ポイントからマイナス29.3ポイントに若干改善した。消費者の多くは、今後12ヶ月は景気がこれ以上悪化することはないと見ているが、失業率の増加や物価上昇を心配している。このため、貯蓄を増やす傾向にある。
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