英金融大手HSBCが2日発表したチェコの6月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.4となり、前月の47.6から1.8ポイント改善した。これにより、33カ月ぶりにプラスに転じた。
\一方、HSBCによると、景況感指数、製造業売上高はともに3ヶ月連続で悪化している。新規受注も依然後退傾向にあることから、チェコ経済はなお予断を許さない状況にあるという。輸出受注も8ヶ月連続で減少している。欧州債務危機の影響により最大の貿易相手国であるドイツ経済が停滞していることが原因とされている。
\なお、雇用者数は2ヶ月ぶりにプラスに転じた。
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