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2012/7/11

ロシア

独工業ガス大手リンデ、ロシアでプラント受注

この記事の要約

独業ガス大手リンデのエンジニアリング事業部門リンデ・エンジニアリングは3日、Alpha-SABLINからロシアのタタールスタン共和国のニジネカムスクで直鎖状アルファオレフィン(LAO)を生産するプラントの建設を受注したと […]

独業ガス大手リンデのエンジニアリング事業部門リンデ・エンジニアリングは3日、Alpha-SABLINからロシアのタタールスタン共和国のニジネカムスクで直鎖状アルファオレフィン(LAO)を生産するプラントの建設を受注したと発表した。

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発注元のAlpha-SABLINは、リンデ・エンジニアリングが2009年にサウジアラビアの石油化学最大手企業SABIC(サウジアラビア基礎産業公社)と共同で設立した企業。直鎖状アルファオレフィンを生産している。

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受注の内容としては、リンデ・エンジニアリングがプラント建設の技術ライセンスを供与するとともに基本設計を受け持つ。ニジネカムスクではすでにリンデが建設したプラントが稼働しており、このプラントの改修のための設備も供給する。

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直鎖状アルファオレフィンの新プラントは2014年中ごろの稼働が予定されている。年37.5キロトンの直鎖状アルファオレフィンを生産する計画という。

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