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2012/8/1

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ボスニアが太陽光発電に着手、建設・営業権入札開始

この記事の要約

ボスニア・ヘルツェゴヴィナで太陽光発電所の建設・営業権の入札が始まった。中央ボスニア県行政当局の発表によると、国内初の2つの太陽光発電施設はヤイツェのBlazevici地区に設置され、同地の採石会社プリヴァの敷地に建設さ […]

ボスニア・ヘルツェゴヴィナで太陽光発電所の建設・営業権の入札が始まった。中央ボスニア県行政当局の発表によると、国内初の2つの太陽光発電施設はヤイツェのBlazevici地区に設置され、同地の採石会社プリヴァの敷地に建設される。発電能力はそれぞれ最大5MWとしている。

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発注契約はプロジェクトの企画から発電施設の建設および事業運営に至る包括契約で、契約期間は30年に及ぶ。応札締め切りは8月15日。受注した事業会社は、行政当局に電力販売売上の最低1.5%を手数料として払うことになる。

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの再生可能エネルギーの設置済み発電能力は2011年時点で2.4GWで、国内総発電能力の55.3%と高い水準にある。ただ、これはほぼ100%水力発電による。

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