ロシア鉄道は、機関車の修理・保守を手がける子会社Zheldorremmashの株式75%マイナス2株を入札により売却する。入札の幹事を務めるトランスクレジットバンクが14日、明らかにした。売却益は79億ルーブル(2億4,700万米ドル)を超える見通しだ。
\入札期間は8月15日から10月12日まで。入札者はロシア企業および外国企業で、2011年に機関車の製造、修理、保守で20億ルーブル以上の売上高をあげていることが条件となる。また、7億5,000万ルーブルの供託金と、財政および技術提案書の提出を求められる。
\現地メディアが先に報道したところによると、入札にはロシアのトランスマシュホールディングとその子会社TMHサービス、シナラグループ、加ボンバルディア、独シーメンス、仏アルストムなどが関心を示しているという。
\Zheldorremmashは2008年、エカテリンブルク、ロストフ、ノボシビルスク、チェリャビンスク、ヤロスラヴリ、アストラハン、ボロネジ、ウラン・ウデ、オレンブルグ、ウスリースクの機関車修理・保守工場の資産を統合して創設された。2011年の売上高は312億ルーブル、純利益は1億7,000万ルーブルだった。
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