2012/9/5

ロシア

アップル、ロシアで直接販売へ

この記事の要約

米アップルはロシアで自社製品の直接販売に乗り出す構えだ。8月20日付けロシア有力紙『コメルサント』が関係筋の話として伝えたところによると、同社は先ごろ、卸売と小売を主な事業とした現地法人「アップル・ルス(Apple Ru […]

米アップルはロシアで自社製品の直接販売に乗り出す構えだ。8月20日付けロシア有力紙『コメルサント』が関係筋の話として伝えたところによると、同社は先ごろ、卸売と小売を主な事業とした現地法人「アップル・ルス(Apple Rus)」を登録、2013年にもコンピューターなどの卸売を販売する可能性がある。ただ、直営小売店「アップルストア」の開設めどは立っていないもようだ。

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ロシアではdiHouse、 Marwell、OSCの3社がアップル製品の販売業務を行なっているほか、スマートフォンの「iPhone」については携帯電話サービス大手のビンペルコムとモバイルテレシステムズ(MTS)がそれぞれ自社ストアで販売している。関係筋によると、アップル・ルスはモスクワとサンクトペテルブルクの2大都市での販売業務に注力し、diHouse、 Marwell、OSCは地方での販売業務を担当するという。

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家電販売チェーンBeliy Veterのバスケビッチ社長は、サムスンやソニーは以前から直接契約を取り入れていると指摘。アップルが追随すれば、「機器の価格は安くなり、市場はより人道的になるだろう」と述べた。

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