2012/9/19

ポーランド

スマホ向けゲームアプリ開発、ポーランド人が活躍

この記事の要約

スマートフォン向けゲームアプリの開発でポーランド人プログラマーの活躍が目立っている。デジタル利用動向調査大手コムスコアの調べによると、欧州ではスマホユーザーの4割が、ポーランド人が開発したゲームアプリを利用しているという […]

スマートフォン向けゲームアプリの開発でポーランド人プログラマーの活躍が目立っている。デジタル利用動向調査大手コムスコアの調べによると、欧州ではスマホユーザーの4割が、ポーランド人が開発したゲームアプリを利用しているという。

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ポーランドのゲームプログラミング大手ゲームライオン・スタジオ(Gamelion Studios)のSzczygie最高経営責任者(CEO)によると、ウィンドウズフォン向けゲームアプリの開発で、ポーランド人ゲームデザイナーは3位につけていると指摘。「ポーランド人はウィンドウズフォンOS向けに4,000、グーグルのアンドロイドとアップルiOS向けにそれぞれ1,000のアプリを開発した」と語る。ゲームライオン・スタジオが2011年にリリースしたゲームアプリ「モンスター・シューター」は、これまでに400万ダウンロードを記録しており、毎日およそ10万人がプレーしている。

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ポーランド人が開発したゲームアプリの中で最大のヒット作は、レーシングゲームアプリの「Speedx 3D」だ。2009年のリリース以来、ダウンロード数は1,300万回を超え、毎日30万人を超える人がプレーしている。ただ、Szczygie氏は、ポーランドではゲームプログラミングはいまだにニッチビジネスに過ぎず、米国のような先進マーケットとは大きな開きがあるとして、ゲームプログラミング業界は成熟には程遠い段階にあるとの見方を示している。

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