ポーランドの天然ガス供給独占体PGNiGと、製油大手のロトスは17日、石油ガス探索・採掘事業で提携すると発表した。PGNiGが免許を保有する7件の事業に関して共同で探索の可能性を探り、採掘に取り組む。将来的には、ノルウェーなど国外でもPGNiGと提携することを視野に入れている。
\7件のうち、5件はシェールガスなど非在来型の鉱床だ。ロトスは各事業について権益を取得できるが、PGNiGがオペレーターとしての権利を握る。
\なお、PGNiGは17日、グダニスクにあるロトスの製油所に対する天然ガス供給ラインを稼動させた。当初の送ガス能力は3億4,000万立方メートルで、最終的には5億立方メートルに引き上げる。これにより、ロトスは量ベースでPGNiGの5大顧客の1つとなる。
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