2012/9/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独スヴォボダ、ルーマニア自動車部品メーカーを買収

この記事の要約

独自動車部品メーカーのスヴォボダ(Swoboda)は12日、ルーマニアのニューテクイノベーション(NewTecInnovation)を買収したと発表した。全ての従業員を引き継ぎ、事業を拡大していく方針を示している。また、 […]

独自動車部品メーカーのスヴォボダ(Swoboda)は12日、ルーマニアのニューテクイノベーション(NewTecInnovation)を買収したと発表した。全ての従業員を引き継ぎ、事業を拡大していく方針を示している。また、今後さらに自動車部品メーカーの買収の機会を検討していく意向という。

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ニューテクイノベーションは、ルーマニア西部のティミショアラを拠点とし、コネクターなどのエレクトロメカニカル部品や電子部品のケースなどを主に自動車業界向けに供給している。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると従業員数は約100人。

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スヴォボダは1947年創業の同族企業で、従業員数は約1,300人。変速機やステアリングの制御ユニットの成形部品などを製造しており、金属と樹脂部材を組み合わせた部品の量産を得意とする。

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スヴォボダ・グループの出資者であるマティアス・グロース氏は今回の買収について、「当社の長期的な成長戦略において重要な基盤となるもので、新工場が加わったことにより、小規模で高品質の製品をコストパフォーマンスの良い拠点で生産できるようになる」と述べ、今後の事業展開に期待感を示している。

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