ハンガリーの通信最大手マジャール・テレコムは1日、500人の人員削減を柱とするコスト削減策で労働組合と合意したと発表した。人員削減に伴い約60億フォリントの特別損失を2012年第4四半期に計上する。
\コスト削減策には人員削減のほか、2013年1月1日付けで組織改編を実施することや、年金保険料の企業負担分を25%削減することなどが盛り込まれている。これらの措置により、13年までに58億フォリントの人件費抑制効果が期待されている。また、本社社員の基本給を2013年4月から4%引き上げることでも合意した。
\マジャール・テレコムはハンガリーの固定電話市場の75%、
\インターネット市場の50%を握っている。同社には独通信最大手ドイツ・テレコムが約60%を出資している。(1HUF=0.36JPY)
\