2012/10/10

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

大型ショッピングモール、マケドニア首都にオープン

この記事の要約

マケドニアの首都スコピエ郊外に3日、同国初の大型ショッピングセンター『スコピエ・シティモール』がオープンした。現地小売ファッション・グループとアルバニアの商業不動産開発会社バルフィンとの合弁会社バルフィン・ファイナンスが […]

マケドニアの首都スコピエ郊外に3日、同国初の大型ショッピングセンター『スコピエ・シティモール』がオープンした。現地小売ファッション・グループとアルバニアの商業不動産開発会社バルフィンとの合弁会社バルフィン・ファイナンスが開発した。外国小売業が多数出店し、先進的な省エネ措置を採用。同国への投資を刺激する要因になることを期待している。 

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8万6,000平方メートルの敷地内には、仏流通大手カルフールのハイパーマーケットやスペインの大衆ファッションブランドZARAなど外国企業を合わせて約130の小売店が出店するほか、複合型映画館などの娯楽施設も設置され、約2,000人の雇用を創出する。また、シティモールにはエネルギー効率を高めるための最新技術が投入され、国内の標準的な建築仕様に比べCO2排出量を27%低減できるという。

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総投資額は7,000万ユーロで、欧州復興開発銀行(EBRD)が1,890万ユーロを融資したほか、オーストリアのライフアイゼンバンクとセルビアのコメルチアルナバンカも資金援助した。EBRDはマケドニアでは、農業、交通、エネルギー、金融分野を中心にこれまで約80のプロジェクトに10億ユーロ超を融資しているが、小売・不動産業への融資は今回が初めて。

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