2012/10/24

ハンガリー

ハンガリー高速料金課金システム、来夏に導入

この記事の要約

ハンガリーは従来のクーポン方式(ビニエット)に代わるものとして、高速料金の電子課金システムを2013年7月に稼働する予定だ。現地日刊紙『ネプサバドシャーグ』によると、発注者である国営高速道路運営会社AAKは、候補企業8社 […]

ハンガリーは従来のクーポン方式(ビニエット)に代わるものとして、高速料金の電子課金システムを2013年7月に稼働する予定だ。現地日刊紙『ネプサバドシャーグ』によると、発注者である国営高速道路運営会社AAKは、候補企業8社を3~4社に絞った上で正式な計画書の提出を求める。来月後半に落札者を決定し、12月初めに契約を結ぶことになるという。

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ただ、日程が遅れる可能性もある。AAKが候補企業のうち7社に書類を追加して提出するよう求めたことや、公共調達調停委員会(KDB)に対してカンポ・コンサルティング・フンガリアが入札手続きに関する異議申し立てを行ったことが理由だ。

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候補企業には、ビニエットの有無をチェックする現行システムの運営者ゲトロニクス・マジャロルサーグのほか、独Tシステムズのハンガリー子会社、シーメンス、カプシュ・トラフィック・コム、ストラバグ子会社のエフコン、中国通信建設集団(CITCC)が含まれている。

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政府は高速道路に並んで、国道の一部でも通行料を徴収する方針だ。現地の独語新聞『ノイエ・ペシュター・ロイド』が報じたところによると、キロメートル当たりの料金は高速道で85.3フォリント(30ユーロセント)、国道で53.2フォリント(13.8セント)となる見通し。

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