ポーランドのIT大手アッセコは11月26日、ポーランド中央道路交通検査局(GITD)から道路交通自動監視センター(CANARD)向け中央処理システムの導入・保守業務を受注したと発表した。契約規模は1億7,000万ズロチ。CANDARDはGITDの一部署で、スピード違反、信号無視などの交通違反を自動的に記録するシステムの運営を担当する。
\システム導入のコスト4,700万ズロチ(税込み)のうち、85%は欧州連合の助成でまかなわれる。
\まず、4カ月以内に中央処理システムの基本機能を利用できるようにする。スピード違反をカメラが察知すると、無線でデータが中央処理システムに送られ、自動的に自動車の持ち主に反則金納付書が発行される仕組みだ。
\次に、1年半以内にオープンソース技術を活用した最終バージョンを納入する。
\保守業務は期間10年で契約規模は1億2,350万ズロチ(税込み)。同時にソフト開発およびユーザー訓練サービスも提供する。(1PLN=25.90JPY)
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