欧州復興開発銀行(EBRD)は11月26日、ベラルーシのエネルギー効率向上プロジェクトを支援するため、ミンスク・トランジット銀行(MTB)に400万米ドルを融資したと発表した。
\MTBに対する融資は、高度にエネルギー集約的な産業構造を持つバラルーシにおいて、持続可能エネルギーへの投資を促進することを目的にEBRDが創設した「ベラルーシ持続可能金融ファシリティ(BELSEFF)」の一環として実施されるもので、融資期間は5年間。MTBは、民間企業が実施する中小規模のエネルギー効率改善事業や再生可能エネルギー事業に貸し付けを行う。
\EBRDによると、ベラルーシの国内総生産(GDP)当たりのエネルギー消費で表されるエネルギー集約度は、経済協力開発機構(OECD)平均の2倍、欧州連合(EU)平均の2.5倍に達しており、エネルギー効率の改善が大きな課題となっている。
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