オランダのラボバンクは12月20日、98％出資するポーランドのバンクBGZと子会社ラボバンク・ポルスカの統合を2013年末までに完了するとともに、バンクBGZに対する出資比率を16年中頃までに75％に引き下げる方針であることを明らかにした。
\バンクBGZへの出資比率を引き下げる理由についてラボバンクの広報担当者であるVerhaegh氏はAFP通信に対し、ラボバンクの浮動株比率を引き上げたいとする金融監督局（KNF）の意向に沿ったものであると説明。16年半ばまでに株式の売却あるいは新規発行を通して浮動株比率を25％に引き上げることを目指すとしている。
\バンクBGZは400を超える支店を展開し、4,800カ所にATMを持つポーランド有数の商業銀行。ラボバンクは11年4月、バンクBGZへの出資比率を59,25％から98％に引き上げると発表した。
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