伊電力大手エネル傘下で再生可能エネルギー発電を手がけるエネル・グリーンパワー(EGP)は12月28日、ルーマニア南東部ドブロジャ地方で3つの風力発電所(Elcomex EOL、TargusorおよびGebelesis)が稼働を開始したと発表した。
\総額3億4,000万ユーロをかけて建設された風力発電所は合計の設備容量が206メガワット(MW)で、フル稼働時には年間5億6,000キロワット時(kWh)を発電することができる。Elcomex EOL風力発電所は2.3MWの風車を52基備え、設備容量は約120MW。年間3億4,000万kWhを発電する。Targusor風力発電所には2.3MWの風車が26基あり、設備容量60MWで、年間発電量は1億7,000万kWh。Gebelesis風力発電所には3MWの風車が5基、2MWの風車が6基あり、設備容量は27MW、年間5,000kWhの発電が可能だ。
\EGPは世界16カ国でおよそ700の発電所を展開しており、設備容量は7,800MWを超える。ルーマニアの風力発電所の設置容量は500MWに達している。
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