ゼネラルモーターズの独子会社オペルのハンガリー・セントゴットハルド工場における2012年通期のエンジン生産は、前年比30%増の29万3,000基に拡大した。生産したエンジンの約半数をGMの北米およびメキシコ工場に輸出したという。同工場のタマス・ソルティ工場長が『ブダペストビジネスジャーナル(BBJ)』紙に明らかにした。
\今年は中国やオーストラリア、タイへのエンジン供給が増加し、輸出比率はこれまで以上に高まる見通しだ。
\セントゴットハルト工場は1990年代初めに設立された。オペルは生産能力を増強するため、同工場に5億ユーロを投資して工場を拡張。新ラインは昨年9月に稼働を開始した。同工場では来月8日から1.6リッターガソリンエンジンの生産を開始する。ディーゼルタイプの生産は追って開始する予定という。
\