2013/1/23

ロシア

プラスチック大手、自動車部品事業に進出

この記事の要約

ロシアのプラスチックメーカー、オリオンが自動車部品市場への本格的な進出を計画している。同社はサンクトペテルブルクの北に位置するセルトロヴォにある生産拠点に2017年までに30億ルーブル(約7,500万ユーロ)超を投資し、 […]

ロシアのプラスチックメーカー、オリオンが自動車部品市場への本格的な進出を計画している。同社はサンクトペテルブルクの北に位置するセルトロヴォにある生産拠点に2017年までに30億ルーブル(約7,500万ユーロ)超を投資し、最大100種類の自動車部品の製造を実現する生産体制を整える。

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投資計画の第1段階として、2015年までにすでに完成している工場に約14億ルーブル投じて生産設備を整備する。その後、第2工場の建設および生産設備に17億ルーブルを投資するという。セルトロヴォは自動車部品メーカーが集積している Vsevolozhskに近く、立地上の利点が大きいと見られる。

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オリオンは食品業向けのビン、キャップ、保存容器の製造で国内大手。年間売上高は約20億ルーブルに上る。セルトボトに加え、シベリアのクラスノヤルスクにも生産拠点がある。

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