2013/2/6

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリアのソフィア、交通インフラ整備に10億ユーロ投資

この記事の要約

ブルガリアの首都ソフィア市は今後4年で、総額20億レフ(10億ユーロ)以上を交通インフラ整備に投資する。地下鉄・道路の拡張・保守が主眼。費用は欧州連合(EU)の助成金のほか、欧州投資銀行(EIB)からの融資、自治体予算で […]

ブルガリアの首都ソフィア市は今後4年で、総額20億レフ(10億ユーロ)以上を交通インフラ整備に投資する。地下鉄・道路の拡張・保守が主眼。費用は欧州連合(EU)の助成金のほか、欧州投資銀行(EIB)からの融資、自治体予算で賄う。現地の独語経済紙『ブルガリシェス・ヴィルツシャフツブラット』が1月30日、クリストフ副市長(運輸担当)の話として伝えた。

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投資総額のうち約3分の2を、地下鉄整備に投じる。既存路線を拡張するほか、ソフィア市で3本目となる新路線を敷設する。残る3分の1は、道路網の拡張と既存道路の保守工事に充てる。

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EIBからは2億レフの融資を受ける方向で交渉を進めており、4月に契約締結となる見通しだ。

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オパルチェンスカ通りの拡張工事の応札は3月14日に締め切られる。工事費用は580万レフ(税抜き)と見積もられ、完工は2014年末の計画だ。

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