2013/2/20

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ初の原発、19年に稼働へ

この記事の要約

ロシア原子力公社(ロスアトム)は15日、トルコ初の原子力発電所が2019年に操業を開始する見通しを明らかにした。建設に向けた準備は順調で、予定通り2015年半ばに着工できるもようだ。\ トルコは石油・ガス輸入への依存を弱 […]

ロシア原子力公社(ロスアトム)は15日、トルコ初の原子力発電所が2019年に操業を開始する見通しを明らかにした。建設に向けた準備は順調で、予定通り2015年半ばに着工できるもようだ。

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トルコは石油・ガス輸入への依存を弱めるため、原発プロジェクトを推進している。国内初の原発は南部地中海沿岸のアックユに設置する予定で、建設工事をロスアトムに発注した。また、黒海沿岸のシノップなど、さらに2カ所に原発を設置する方針だ。

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アックユ原発は原子炉4基から成り、合計出力は4,800メガワットの予定。総工費は200億米ドル(150億ユーロ)と見積もられている。

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トルコの消費電力は年々拡大しており、10年以内に英国を抜いて欧州3位になる見通し。

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