2013/2/20

ロシア

農機メーカーのキーロフ、独工作機械メーカーを買収

この記事の要約

ロシアの農機メーカー、キーロフ・ザヴォード(サンクトペテルブルク)は13日、ドイツの工作機械メーカー、モンフォルツを完全買収したと発表した。工作機械事業を強化するほか、技術的なノウハウを吸収する狙いがある。取引金額は公表 […]

ロシアの農機メーカー、キーロフ・ザヴォード(サンクトペテルブルク)は13日、ドイツの工作機械メーカー、モンフォルツを完全買収したと発表した。工作機械事業を強化するほか、技術的なノウハウを吸収する狙いがある。取引金額は公表していない。

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モンフォルツは1884年設立の老舗企業で、自動車やタービン、風力発電設備の製造に用いる工作機械を手がける。従業員数は130人。世界30カ国以上で製品を販売しており、昨年は2,800万ユーロを売り上げた。

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キーロフ・ザヴォードは1801年の創立で、鋳鉄会社としてスタートした。農業機械のほか、交換部品やエネルギー設備を生産している。世界20カ国以上に製品を輸出しており、従業員数は6,000人、12年売上高は180億ルーブル(4億4,500万ユーロ)だった。

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