仏PSAプジョー・シトロエンは7日、カザフスタンで組立生産を行うと発表した。同国の農業機械・自動車大手アグロマシュ・ホールディングと提携し、プジョーブランドの乗用車と商用車を生産・販売する。
\PSAとアグロマシュは6月からPSA車の生産を開始することで合意した。生産車種は「301」、「3008」 、「508」および 「パートナー」 を予定している。当面は年間4,000台を生産し、将来的には1万台以上に引き上げる可能性もあるとしている。PSAはまた、ロシアのカルーガ工場で生産している「408」をカザフスタンで販売することも決めている。
\PSAのシャンツ独立国家共同体(CIS)担当取締役は、「PSAにとってアジア・ラテンアメリカと並んで重要度が高いCIS地域での事業展開において、カザフスタンのプロジェクトは画期的な出来事だ。このプロジェクトは、CISにおけるPSAのプレゼンスの拡大と多様化に貢献する」と語っている。
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