スロバキアは大型商用車への電子通行料徴収(ETC)を強化する。国営道路会社(NDS)は6日、年内にETCの対象となる道路を225キロメートル延長すると発表した。
\NDSは延長の理由として、道路通行料金の徴収を回避するためETC対象の道路を迂回する運送業者が増えているためと説明している。具体的な実施日程は未定だが、NDSでは延長によって料金収入の増加が期待できるとしている。
\スロバキアでは現在、2,033キロメートルの高速・幹線道路および第1級道路がETCの対象となっている。通行料金は車両のタイプ、重量および二酸化炭素(CO2)によって1キロメートルあたり2~9セントが課金され、2012年の収入は1億5,550万ユーロだった。
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