2013/5/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

マクドナルド、マケドニアから撤退か

この記事の要約

米ファストフードチェーンのマクドナルドがマケドニア市場から撤退するもようだ。現地メディアが報じたもので、理由は景気低迷によるものではなく、フランチャイズ契約をめぐるトラブルにあるとみられる。同国のフランチャイズ権を保有す […]

米ファストフードチェーンのマクドナルドがマケドニア市場から撤退するもようだ。現地メディアが報じたもので、理由は景気低迷によるものではなく、フランチャイズ契約をめぐるトラブルにあるとみられる。同国のフランチャイズ権を保有する投資家スヴェトザル・ヤネフスキー氏は、ブルガリアでも同様の権利を有しているが、こちらではトラブルは生じていないという。マクドナルドは16年前にマケドニア事業を開始した。

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マケドニアのマクドナルド・チェーン店は15日から店を閉めており、「社内の都合により休業」との張り紙が貼られている。マクドナルド・ヨーロッパの広報担当者は、メディアの取材に対し、理由には言及しなかったものの、マケドニアにおけるフランチャイズ契約が解消されたことを明らかにした。今後マクドナルドが同国で、別のパートナーを探すことになるかは不明。今年4月のマクドナルド・ヨーロッパの売上高は、前年同月を2.4%下回っている。

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