2013/5/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独エルゴ、トルコ事業から部分撤退

この記事の要約

独再保険大手であるミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)がトルコ市場から部分撤退する。採算が合わないためで、生保・年金商品の直販事業を停止する。同社は昨年も韓国とポルトガルの赤字子会社から撤退しており、事 […]

独再保険大手であるミュンヘン再保険の元受子会社エルゴ(デュッセルドルフ)がトルコ市場から部分撤退する。採算が合わないためで、生保・年金商品の直販事業を停止する。同社は昨年も韓国とポルトガルの赤字子会社から撤退しており、事業のグローバル化は思うように進んでいないようだ。15日付独経済紙『ハンデルスブラット』紙が広報担当者への取材をもとに報じた。

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エルゴは2006年、トルコ第5位の同業ウスヴィチレをオーナー一族から2億1,290万ユーロで買収。生保子会社エメクリリク&ハヤートと損保子会社エルゴ・シゴルタを傘下に収め、同国市場に参入した。両子会社への出資比率は当初それぞれ約75%だったが、08年には100%に引き上げ完全子会社化した。

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現地では損保事業も振るわず同社は現在、再建中。自動車保険契約については採算が合わない約40%をすでに解約したという。

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