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2013/6/12

バルト三国

露戦車メーカー、リトアニアに鉄道車両工場建設

この記事の要約

ロシアの戦車・貨車メーカーであるウラルワゴンサヴォード(UVZ)は5日、リトアニアのエルガヴァで鉄道車両を組み立てる新工場の定礎式を行った。投資額2,000万ユーロで、2015年初めの操業開始を予定する。定礎式には、リト […]

ロシアの戦車・貨車メーカーであるウラルワゴンサヴォード(UVZ)は5日、リトアニアのエルガヴァで鉄道車両を組み立てる新工場の定礎式を行った。投資額2,000万ユーロで、2015年初めの操業開始を予定する。定礎式には、リトアニアのベルジンス大統領やロシアのマントゥロフ商工大臣も出席した。

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新工場には高品質を確保するため最新設備を投入し、コンテナ車などの無蓋貨車、有蓋貨車、タンク車などを製造するほか、修理とメンテナンスも行う。年間生産能力は約2,000両で、約200人の雇用を創出する。

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UVZのリトアニア子会社(UVZバルティヤ)は、工場がフル稼働した場合、年間売上高が8,000万リタスに達すると予測する。バルト三国および旧ソ連諸国を販売市場と位置付けるが、中長期的には西欧諸国への輸出も目指すとしている。

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